いまさら聞けない!ビットコインとは、仮想通貨、暗号資産とは

いまさら聞けない!ビットコインとは、仮想通貨、暗号資産とは セミナー

まず初めに、この記事を見ている方は

「ビットコインとはなに?」

「仮想通貨と暗号資産の違いは?

「ビットコインを初めて見たいけど、やり方が分からない」

このような疑問が多いと思います。

そこで今回は「初心者でもわかる仮想通貨の基礎知識」を取り上げていきます。

そして記事の最後には「仮想通貨の始め方」について簡単に説明していきますので最後まで読んでみてください。

この記事は2025年6月上旬時点で作成されたものです。最新の情報とは異なるかもしれませんが、ご了承ください。

 

仮想通貨とは

仮想通貨と暗号資産の違い

最初に結論から話してしまうと、「仮想通貨」と「暗号資産」はどちらも同じものを指す言葉で基本的には同じものです。

2020年以前では仮想通貨という名前で法律用語に存在していましたが、同年に改正資金決済法が施行された際に、日本では「仮想通貨」という言葉を法律用語として「暗号資産」へ変更しました。

それによって法律・制度・金融業界ではこちらが正式名称になり、最近耳にするようになりました。

ただ仮想通貨のほうが、耳馴染みがあり堅苦しい感じがしない為、 一般的な会話・ニュースではこちらの名称を使われることもよくあります。

ですので、ニュースやブログで両方の言葉が混ざっていても気にしなくて大丈夫です。

ビットコインについて

ビットコインとは、インターネット上で使えるお金のようなものです。

2009年に「サトシ・ナカモト」という名前の人物によって作られました。

普通の通貨(日本円やドル、ユーロ)は国や銀行が発行・管理していますが、ビットコインにはそのような管理者がいません。

その代わりに、世界中のユーザーがネットワーク上で取引を確認・記録していて、誰でも参加できる仕組みになっています。

その代わりに、ビットコインは「ブロックチェーン」という仕組みを使って、世界中のユーザーがネットワーク上で取引を確認し、記録していく形になっています。

この仕組みによって、不正な取引が起こりにくく、誰でも自由に参加できる分散型のシステムが実現しています。

ビットコインは次のような特徴を持っています:

  • 誰でもウォレット(デジタル財布)を作れば使える
  • 国境を越えて、すばやく送金ができる
  • 発行枚数が決まっているため、インフレに強い性質がある

また、ビットコインは「マイニング」と呼ばれる仕組みで新しく発行されます。

 

マイニング(採掘)ってなに?

ビットコインについて調べていると、よく出てくるのが「マイニング(採掘)」という言葉。

これ、実は新しいビットコインを手に入れる方法であり、ビットコインの取引を安全に保つための大事な作業なのです。

マイニング=ビットコインの取引をチェックする仕事

ビットコインでは、たくさんの人が世界中で取引(送ったり受け取ったり)をしています。その取引が正しいかどうかを、コンピューターでチェックして記録する作業があります。

=この作業をする人たちのことを「マイナー(採掘者)」と呼びます。

なぜ“採掘”っていうの?

金(ゴールド)を地面から掘り出すように、計算をがんばって成功すると、ビットコインという“報酬”がもらえるから、「採掘(マイニング)」と呼ばれています。

=つまりマイナーたちは、金鉱を掘るように計算をして、運良く「正解」を見つけると報酬(新しいビットコイン)をもらえるというわけです。

どうやってマイニングしているの?

マイナーは高性能なコンピューターを使って、ものすごい勢いで複雑な計算をしています。この計算競争に勝った人だけが、次の「取引データの記録係」になれて、ビットコインを報酬としてもらえるという仕組みです。

=これにより、ビットコインのネットワーク全体が安全に保たれているのです。

一般人でもマイニングできるの?

昔は個人のパソコンでもできましたが、今は世界中の大企業が大規模なマイニングを行っていて、電気代や設備投資がかなりかかるので、個人でマイニングするのは難しくなっています。

 

仮想通貨の将来性ってどうなの?

「仮想通貨ってバブルでしょ?」

「一時の流行じゃないの?」

こんな声もありますよね。でも、実は仮想通貨は“これから”の技術や経済に深く関わる可能性があると注目されています。

 

世界中で広がる「価値のインターネット」

ビットコインのような仮想通貨は、インターネット上で「お金のやりとり」を誰でも、素早く、安全に行える技術です。

現時点では、

  • アフリカや南米の銀行がない地域で仮想通貨が使われている
  • ウクライナなどの紛争地域でも寄付手段として活用されている
  • アメリカではビットコインETFが上場し、金融商品としても注目されている

このように国家や銀行の枠を超えて使える通貨として、世界中に広がっています。

 

ビットコインは「デジタル・ゴールド」に?

ビットコインは発行上限が2100万枚と決まっており、インフレで価値が下がる法定通貨とは違って「希少性」があります。

そのため一部の投資家からは:「ビットコインは、デジタル時代の金(ゴールド)だ」

と注目され、価値の保存手段(=価値の逃げ場所)としての役割も期待されています。

 

ビットコインってどうやって手に入れるの?

「ここまでの内容を読んでみたけど、買い方が分からない」

そんな人も多いと思います。ここでは2つの方法を紹介させてもらいます。

 

マイニングする

先ほどで紹介したやり方で、

「マイニング(採掘)」でもビットコインを手に入れることはできます。ただし、現在では世界中の大企業が参入しており、個人のパソコンでは採算が合いにくいです

電気代、専用マシン、冷却装置などが必要なので、非現実的です。

 

仮想通貨取引所で購入する

こちらがもっとも一般的で現実的な方法です。

仮想通貨取引所 または 交換所 で日本円を使って買うというやり方です。

たとえば、日本でよく使われている取引所は:

  • Coin check(コインチェック)
  • bit Flyer(ビットフライヤー)
  • GMOコイン
  • Binance(バイナンス)など

これらの取引所に登録し、本人確認を済ませてから銀行口座などから日本円を入金。あとはアプリやウェブサイトでビットコインを購入するだけ。

まるで株や外貨を買う感覚で、意外とカンタンに始められます。

私が実際にこれら4社の仮想通貨取引所を利用した中で、最も使いやすく初心者に優しいと感じたのは「Coin check(コインチェック)」です。

実際、私自身もコインチェックから仮想通貨デビューをしました。

取引できる仮想通貨の銘柄数は他の取引所と比べるとやや少なめですが、手数料が無料で、最低購入金額が500円からと始めやすいのが大きな魅力です。

さらに、アプリの使い勝手が非常によく、UI(ユーザーインターフェース)も直感的で分かりやすいため、はじめての人でも迷わず操作できる点が特におすすめです。

 

まとめ

仮想通貨は可能性に満ちていますが、価格変動や詐欺、税金などのリスクもあることを忘れてはいけません。だからこそ、正しい知識を持って、自分に合った形で少しずつ関わってみることが大切です。まずは少額から、そして慎重に、それが仮想通貨との上手な付き合い方かもしれません。

取引を行う際は自己責任でお願いします。

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