神奈川工科大学 情報メディア学科の渡部研究室へようこそ。担当教員と学生の中では「ワタラボ」と呼んでいます。
ワタラボでは、「生活支援メディアの研究」という大きな研究テーマを掲げ、研究者自らが日常生活の中で「ぜったい必要」「あったらいいな」「できたらいいな」と思える技術やシステムの実現に向けて個々の研究テーマに取り組んでいます。
「生活支援メディア」とは、その名のとおり、生活を支援するメディアです。ここでいうメディアとは、人と生活環境を媒介するインタフェース、人と実体のあるモノとを媒介するツールを意図しています。
いまの私たちの日常生活の中には、スマホやPCだけでなく、IoT(Internet of Things)と呼ばれるセンサや遠隔操作可能な機器、また家電を中心に制御可能なHEMS(Home Energy Management System)など、ネットワークにつながる多様な機器(モノ)が存在しています。スマートスピーカーやスマートウォッチなどの機器も身近に使えるようになってきました。
また、ネットワークに繋がらない旧来の機器(レガシー製品)も、リモコン信号を学習して遠隔地から操作できたり、音声やセンサの反応に応じて自動的に照明や電気をON/OFFする仕組みが提供され、ネットワークから制御できるモノになっています。
このような身近にあるモノをフルに活用しながら、生活を便利にし、暮らしをより豊かにする研究を進めています。